正(タダシ・TADASHI)について

正(タダシ・TADASHI)の上履きは、子どもの健やかな成長を願う、ご家族の思いと共に歩むシューズです。

子どもたちが歩きたくなる未来のために、心を込めてつくります。

私たちはこれまで大手シューズメーカーの上履きシューズのアッパーと呼ばれる生地部分を、40年以上縫製してきました。完成したアッパーを納品して、メーカーの国内工場でゴム底を付けたものが国産の上履きシューズとして皆様のもとに届いています。

今も昔も変わらない、上履きといえば定番の形や色。

子どもたちの足の形は変わるのに、大量生産する為の靴底の金型や機械は40年前と変わっていません。


いつしか上履きへの関心がなくなり、子どもの足はすぐに大きくなるから、というような買い換えの頻度の高さから、流通している上履きのほとんどが海外で大量に作られる安価なもの【消耗品】へと変化してきました。

このことに私たちは【上履きの価値がなくなった】と感じています。

子どもたちが 1 日の中で最も⻑く履いているシューズは上履きです。
通学用の運動靴は⻑くても 2 時間ぐらい、家でスリッパを履いても 4 時間ぐらいではないでしょうか。それに比べて学校にいる間ずっと履く上履きは 7 時間ぐらいになります。


その上履きを選ぶのは大人(親)で、選択肢を作るのはメーカーです。そのメーカーのシューズを作っている私たちにも上履きの価値がなくなった責任はあると考えています。

私たちの使命 【上履きに新たな価値を創造する】

その思いから、自社のオリジナルシューズを開発することにしましたが、現在主流となるコストを重視した大量生産の加工方法ではシューズとしての機能に限界がありました。


そこで、シューズづくりを一から見直し、これまで主流である大量生産ではなく、職人が1足ずつゴム底を付ける加工にすることでシューズとしての機能を追求した上履きが完成しました。

どんな履き方をしても丈夫

学校で子どもたちがどんな履き方をしても受け止められるよう、丁寧に縫製しています。負荷のかかりやすい箇所は縫製をより行うことでしっかりと補強しています。

優しく上品に主張する色合い

自然体の自分らしい感覚を満たしてくれる色合い。子どもたちが自分らしくいられる色と時間を過ごしてほしい、一人ひとりの個性を足もとからそっと引き立てます。

軽くて足にフィットする履き心地



子どもたちの小さな足への負担を少しでも減らせるように、土踏まずへクッションを付けたり、踏み返しの効くパーツを採用しました。使用するゴムの量が少ないため、軽くて足にフィットする履き心地になっています。

学校という大人(親)が見ていない場所で、子どもたちが大きく育っていく6年間。

私たちの上履きは、そのかけがえのない時間を大人(親)が子どもの健やかな成長を願う思いと共に歩んでいくものだと考えます。

右足と左足のように、歩くときはいつも一緒。

そんな特別な上履きを、子どもたちへ届けられますように。


樫原工業株式会社

創業1962年(昭和37年)

香川県さぬき市大川町南川168

TEL 0879-43-3686

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